
御津町室津地区は、古来より停泊港の1つとして栄え、16世紀~17世紀には参勤交代が室津に寄港するようになり、海の駅、海路と陸路の接点としての役割がありました。
また、「一宿一軒」が原則の本陣が、最大時は6軒もあったそうです。
そして現在、本陣は残っていませんが、当時の役割の重要性や町並み構成の美しさから、市によって町並みの保全・創造が図られています。

・まちづくりの工夫
参勤交代の大名たちが室津に入ってきた際、船上の人々は、海の向こうに広がる停泊中の船、本陣の家屋、瓦屋根、町屋群、背後の山の緑などの景観を回漕問屋等の活気を感じる中で目の当たりにし、上陸への期待を抱いたであろうと考えられています。
そこで、市で定められている景観形成基準として、
1、みなと景観形成ゾーン
2、町屋景観形成ゾーン
3、山麓景観ゾーン
の、3つがあります。
各ゾーンに共通して、和風の黒ないし灰色の勾配屋根とし、
茶系統または白系の落ち着いた外観、また、空調機等はできるだけ目立たないような配慮が必要です。
兵庫県では、景観形成地区内で、建築物や門または塀の新築、増改築、または大規模な修繕など、景観形成基準に適合するように行う場合、一定の助成率、限度額の範囲で助成金が受けられます。
下記に記載の建築物も、助成制度を活用して設計した例です。室津地区で建築をお考えの際は、一度、ご相談ください。
建築地:たつの市御津町室津
用途:小学校
構造:鉄筋コンクリート造
(高齢者グループホーム)
建築地:たつの市御津町室津
用途:グループホーム
建築地:たつの市御津町室津
用途:喫茶・食事処